電子機器が成し遂げたこと

大企業のオフィスだとセキュリティが厳しくてスタッフ専用のIDカードがないと入ることが出来ません。
また各階にいくのにもカードがいることもあります。
エレベーターに乗るときさえいるのです。
ある企業のオフィスも各フロアはとても広くてデスクはそれぞれパーテーションで仕切られています。
内部はすべて内線電話でつながれています。
連絡事項はすべてメールです。
場合によってはとなりに座っているスタッフに連絡事項を伝えるのにさえメールを送ります。
口頭で伝えればすぐにすむと思うのですが、メールの方が記録が残っていいというのです。
とくに若い世代はメールやチャットの方がコミュニケーションしやすい世代です。
仕事でもプライベートでも電子機器がないと自己表現できません。
テクノロジーはとても便利なアイテムです。
それがないとできないことはたくさんあります。
しかしあまりにも依存してしまうなら、逆の効果になりかねません。
コンピューターに使われないようにすべきです。
人がコンピューターを使うものなのです。
どんなに便利なグッズも人の脳を超えることなど決してありません。
またあるときファミリーレストランで若者のグループがお茶をのんでいるようでした。
しかしよく見るとみな下を向いてスマホをさわっています。
チャットをしているのです。
しかも相手はその場にいる仲間におくっているのです。
なんとも奇妙な現象です。
電子機器の発達によってコミュニケーション能力がおちるのは残念なことです。